2018年4月5日木曜日

紙サイフの作り方 (基本)

一人で旅行に行く機会があったとき、「地元のポイントカードなんていらんわ~」とカードをどんどん抜いていくと、ぺったんこの財布になりました。

「もしや、革じゃなくて、紙で財布をつくったら、もっと薄くなるんじゃない?
どうせ旅行の間だけ保てばいいんやし」

というのが、紙サイフをつくるきっかけでした。

はじめてつくった紙サイフ。小銭入れは別でした。

それ以来、ポケットに入る大きさと薄さの紙サイフが好きになりました。

「濡れたら、おしまいやん」という人もいるけれど、
ちょこちょこ作り直して、もう1年半。

好きな柄でつくった紙サイフには、愛着がわきます。
季節毎に変えたり、気分によって変えたり、飽き性の私にはぴったりです(笑)



クリスマスに、ニットのエンボスと雪柄のペーパーで、作ってみたり、
  

使い切れずにいたペーパーで、柄の可愛さを再発見したり、

和紙(千代紙)を上に重ねて貼ってみたり。


ハンドメイドがお好きな方、良かったら、どうぞ。
ご自分の好きなように、応用してください☆




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必要な物。

・紙 A4、2枚くらい
 ※画用紙より厚い紙をつかうと、しっかりします。薄すぎると破れやすいです。
  スクラップブッキングのパターンペーパーなどが、むいてます。

 ・ハサミ、カッター
 ・定規
 ・のり、強力な両面テープ
 ・スナップボタン(大きめ、14mm) 


あると便利な道具。
白くて大きい道具は、折り筋をつけるスコアリングボード。





紙を切る。
18cm×18cmは、札入れ、
15cm×20cmは、コインケース、
8.5cm×8.5cmは、カード入れになります。
2cm×7cmは、2枚用意します。札入れに使います。

コインケースの折り方。

最終的に、画像のような折り線になります。


スコアリングボードとボーンフォルダーで、
折り筋をつけておくと楽です。



以下の画像のように折っていきます。
縦と横に折り目をつけます。

三角に折り、内側に畳み入れます。
両方とも行います。

端から三角に折り、箱のように立てます。

このように、ちいさく畳みます。

スナップ用の穴を2か所、開けます。
畳んだときに同じ位置になるようにします。

外側と内側から見た様子。

三角の内側に両面テープを貼ります。
スナップボタンの出っ張っている方を外から、穴に通します。
スナップの受ける側をパチンとはめます。


斜線の部分にのりをつけ、折りながら貼ります。

コーナーパンチで角を丸くします。(しなくてもOK)

もう一方の穴の内側に両面テープを貼ります。
折りたたんで、出っ張っている方のスナップを貼り移します。











斜線の部分にのりをつけ、折りたたみながら貼ります。
これで、コインケースが完成しました。



コインケースの作り方。
3辺の外から1cmと0.5cmのところに折筋をつけます。
ハサミで斜線の部分を切り取ります。
箱状になるよう、折ります。







札入れの作り方。
中央の9cmで半分に折ります。
内側の中央部分を1cmくらいの幅で切ります。
切り残しても良いですが、このように切り残すと
破れやすいので、丸くなるようにします。
コーナーパンチで角を丸くします。



2cm×7cmの細長い紙を縦半分に折ります。
外側にのりをつけます。
折り目を外側にして、札入れに貼ります。
これで札入れの両端を閉じることができました。






カードケース、コインケースの貼り付け。

カードケースにカードを入れ、のりをつけます。
札入れからカードがはみ出ないように、
位置に気をつけて貼ります。
同じく、コインケースの斜線の部分にのりをつけ、
札入れからはみ出ないように貼ります。
斜線の下の部分は、コインを入れると膨らんで歪むので、
のりをつけないようにします。
また、コインケースを札入れの中央(切り込み)に
寄せすぎると、折りたたみにくくなります。
位置に気をつけてください。






完成!

以上で、完成です。

これはあくまで、参考のサイズです。 
実際に入れるカードやお札、レシートの大きさによって、サイズを調整してくださいね。

お好きな色や柄、エンボスされた紙を使って楽しんでください😃

2 件のコメント:

  1. なるほどー、こうやって作るんですね。お子さんとかにマイ財布を作ってもらっても大事にしてもらえそうで、楽しそうですね。

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    1. コインケースが工程が多いんですけど、折り紙が好きなお子さんだったら、自分で作れそうですよね!
      自分で作ると愛着がわいて、大事にしてくれるかも☆

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