2020年1月17日金曜日

手作りのスケジュール帳2019年10月~2021年3月 作り方とPDFデータ

スケジュール帳を作りました。
特徴は、
  • 月間カレンダーとガントチャートを同時に見れる
  • カレンダーは月曜始まり
  • 「2019年10月~2021年3月」の長期間で、4月からの年度に対応
  • 小さめ(A6サイズより少し大きめ)
  • 4色ボールペンを同時に持ち運べる
  • コクヨのミニチュアサイズのCampusノートを挟める
です。



昨年も作りましたが、
  • ガントチャートの向きを変えた
  • 紙を薄くした 「TomoeRiver FP68 (68g/㎡)」
この2点を変えてみました。





10月から2か月半ほど使用してみましたが、昨年度と比較して、すごく使い勝手が良くなりました。


月間カレンダーとガントチャートを同時に見れるスケジュール帳は、色々なメーカーから販売されています。
でも、A5サイズが主で、持ち運びには向いていません。

私のように、書き込む量 < 持ち運びやすさ を優先したい方のために、
以下のリンクに、月間カレンダーとガントチャートのPDFファイルを置きました。
よろしければ、PDFファイルをダウンロードして、A4サイズの紙に印刷してご利用ください。

私はフリクションのペンで書いたり消したりを繰り返すので、インクジェット印刷ではインクが擦れて汚れて見え辛くなりました。
レーザープリンターがおすすめです。
ご自宅にない場合は、コンビニのマルチコピー機をご利用ください。
可能であれば、濃淡は薄めに印刷すると良いと思います。


以下に、ページの作り方を記載しますので、参考になさってください。

私は、ZUTTER(ザッター)のBind-It-All(バインドイットオール)で製本しましたが、ご自身のやりやすいやり方で製本してください。

Bind-It-Allの詳しい使い方は、以下を参考にしてください。
私も使用前はいつも、こちらのページで再勉強させていただいています。


----- ページの作り方 -----

月間カレンダーは4分の1、ガントチャートは半分にカットして使います。




印刷時の余白の関係で、枠をきっちり中央に配置できませんでした。
気になる方は、不要な部分を切り落としてください。






ガントチャートは、見出しが見えるように、紙を折ります。



次の3枚を厚めの紙で作ります。
  • 表紙の次のページ(扉)
  • スケジュールページ終了後の仕切りのページ(ふせんをストックするページ)
  • ノートを挟むページ
スクラップブッキング向けのパターンペーパー、12×12インチの紙を使うと、1枚で3枚が作れます。厚さもあるので、ちょうど使いやすいです。




2枚はそのまま使います。
ノートを挟むページは、ガントチャートのように折り返します。
写真では、スコアリングボードという道具を使って、折り目をつけました。


ノートを挟みやすいように、中央に切り込みを作っておきます。




表紙と裏表紙を作ります。
Bind-It-Allは、分厚いチップボードもプラスチックもパンチできます。
今回はプラスチックのシートを使ってます。

大きさは、12.7cm×15.3cm、インチで表すと 5×6 インチです。


表紙と裏表紙の角は、硬くてケガをしやすいので、丸くしておきます。


スケジュール帳がカバンの中で勝手に開いて、ページがぐちゃぐちゃになることを防ぐため、裏表紙にゴムバンドをつけます。
そのための穴をクロパダイルで開けます。
クロパダイルをお持ちでない方は、100円ショップでも、ハトメとハトメパンチが売られています。大きさに合わせた穴をあけてください。



表紙の次のページに、1枚目の月間カレンダーを貼ります。


同じ月のガントチャートの裏に、翌月の月間カレンダーを貼ります。


ややこしいですが、これを繰り返していきます。


全てのページが準備できたら、一度、並べておきます。
ページ順は、次のようになります。

  1. 表紙
  2. 月間カレンダー+ガントチャート
  3. 仕切り(ふせんをストックするページ)
  4. ノートを挟むページ
  5. 裏表紙



----- 製本 -----

製本していきます。
ここからは、ご自身のお好みでどうぞ。
穴あけパンチとカードリングを使って綴じたり、製本機を使ったり、やり方は様々あると思います。

このページでは、Bind-It-Allを使った綴じ方を動画で紹介します。
非常にゆる~い動画ですので、生暖かい目で見ていただけますと幸いです。

Bind-It-Allの詳しい使い方は、ページ上方の参考ページをご覧ください。

  • 表紙と裏表紙の穴あけ動画



  • インナーページの穴あけ動画


  • リング(ワイヤー)で綴じる動画



----- ゴムバンドをつける -----

裏表紙にゴムバンドをつけます。
クロパダイル、アイレット、ゴムバンドを使います。
クロパダイルをお持ちでない方は、ハトメパンチとハトメをお使いください。
ゴムバンドは、パンツやズボンの交換ゴムでOKです。100円ショップの手芸コーナーで、白だけでなく黒も売っていました。


裏表紙の穴にゴムを通します。裏表紙の外側から、ゴムを差し込みます。

裏表紙の外側からアイレットを入れます。ゴムが固定されます。

クロパダイルで、アイレットとゴムを止めます。

ゴムを表紙に回してから、裏表紙に戻り、もう片方の穴にゴムを通します。
ノートの厚さに合わせて、少しだけきつく締めます。

先ほどと同様、アイレットを裏表紙の外側から入れ、クロパダイルでアイレットを止めます。

余分なゴムをハサミで切って、完成です。

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以上で、スケジュール帳が完成します。
表紙や裏表紙、パターンペーパーの柄や質感をこだわると、楽しいと思います。

長いページとなりましたが、閲覧ありがとうございました!

2018年4月5日木曜日

紙サイフの作り方 (基本)

一人で旅行に行く機会があったとき、「地元のポイントカードなんていらんわ~」とカードをどんどん抜いていくと、ぺったんこの財布になりました。

「もしや、革じゃなくて、紙で財布をつくったら、もっと薄くなるんじゃない?
どうせ旅行の間だけ保てばいいんやし」

というのが、紙サイフをつくるきっかけでした。

はじめてつくった紙サイフ。小銭入れは別でした。

それ以来、ポケットに入る大きさと薄さの紙サイフが好きになりました。

「濡れたら、おしまいやん」という人もいるけれど、
ちょこちょこ作り直して、もう1年半。

好きな柄でつくった紙サイフには、愛着がわきます。
季節毎に変えたり、気分によって変えたり、飽き性の私にはぴったりです(笑)



クリスマスに、ニットのエンボスと雪柄のペーパーで、作ってみたり、
  

使い切れずにいたペーパーで、柄の可愛さを再発見したり、

和紙(千代紙)を上に重ねて貼ってみたり。


ハンドメイドがお好きな方、良かったら、どうぞ。
ご自分の好きなように、応用してください☆




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必要な物。

・紙 A4、2枚くらい
 ※画用紙より厚い紙をつかうと、しっかりします。薄すぎると破れやすいです。
  スクラップブッキングのパターンペーパーなどが、むいてます。

 ・ハサミ、カッター
 ・定規
 ・のり、強力な両面テープ
 ・スナップボタン(大きめ、14mm) 


あると便利な道具。
白くて大きい道具は、折り筋をつけるスコアリングボード。





紙を切る。
18cm×18cmは、札入れ、
15cm×20cmは、コインケース、
8.5cm×8.5cmは、カード入れになります。
2cm×7cmは、2枚用意します。札入れに使います。

コインケースの折り方。

最終的に、画像のような折り線になります。


スコアリングボードとボーンフォルダーで、
折り筋をつけておくと楽です。



以下の画像のように折っていきます。
縦と横に折り目をつけます。

三角に折り、内側に畳み入れます。
両方とも行います。

端から三角に折り、箱のように立てます。

このように、ちいさく畳みます。

スナップ用の穴を2か所、開けます。
畳んだときに同じ位置になるようにします。

外側と内側から見た様子。

三角の内側に両面テープを貼ります。
スナップボタンの出っ張っている方を外から、穴に通します。
スナップの受ける側をパチンとはめます。


斜線の部分にのりをつけ、折りながら貼ります。

コーナーパンチで角を丸くします。(しなくてもOK)

もう一方の穴の内側に両面テープを貼ります。
折りたたんで、出っ張っている方のスナップを貼り移します。











斜線の部分にのりをつけ、折りたたみながら貼ります。
これで、コインケースが完成しました。



コインケースの作り方。
3辺の外から1cmと0.5cmのところに折筋をつけます。
ハサミで斜線の部分を切り取ります。
箱状になるよう、折ります。







札入れの作り方。
中央の9cmで半分に折ります。
内側の中央部分を1cmくらいの幅で切ります。
切り残しても良いですが、このように切り残すと
破れやすいので、丸くなるようにします。
コーナーパンチで角を丸くします。



2cm×7cmの細長い紙を縦半分に折ります。
外側にのりをつけます。
折り目を外側にして、札入れに貼ります。
これで札入れの両端を閉じることができました。






カードケース、コインケースの貼り付け。

カードケースにカードを入れ、のりをつけます。
札入れからカードがはみ出ないように、
位置に気をつけて貼ります。
同じく、コインケースの斜線の部分にのりをつけ、
札入れからはみ出ないように貼ります。
斜線の下の部分は、コインを入れると膨らんで歪むので、
のりをつけないようにします。
また、コインケースを札入れの中央(切り込み)に
寄せすぎると、折りたたみにくくなります。
位置に気をつけてください。






完成!

以上で、完成です。

これはあくまで、参考のサイズです。 
実際に入れるカードやお札、レシートの大きさによって、サイズを調整してくださいね。

お好きな色や柄、エンボスされた紙を使って楽しんでください😃